このページではコンピュータ制御によって管理される現在のフォトスタジオに至る迄の経緯を知ることによって、デジタル画像についての認識を深めるセミナーとする。
従来のアナログ方式による撮影の決定的な問題点は、スキャン後の画像確認に要する時間の問題に尽きる。アナログ時代のフォトスタジオでは、作業後の出来具合を知るのに数日かかり、失敗の許されない場合などは、その期間、不安を抱えて出来上がりを待つしか方法が無かった。その後ポラロイドが誕生するが、製造コストが高い為、現実には殆ど普及しない時代が続く。その後年月経て比較的入手し易い価格になり普及するに至る。しかし、像が現れるまで数分の時間を要し、コマーシャルフォトスタジオなどでは、クライアントや撮影スタッフ等がそのロスタイムを甘んじて受け入れらずを得ない状況であり、時には写真一枚の完成の為に、数100回のポラ確認を余儀なく受け入れていたと言われている。この際の作品の出来栄え確認だで、まる一日はかかる訳で、現在のデジタル化されたフォトスタジオが如何にスピーディーな製造システムであるかが実感出来る。光が発しその情報を撮像素子が数値変換をし、そのデータが映像となってモニターに現れるまで1秒とかからない現在のデジタルフォトスタジオは、正に以前から見れば想像し得ない夢の世界その物である。しかし、撮影に於ける環境は著しく変貌を遂げたが、写真その物を構成する要素は何ら変わっていない。立体から放出する光の情報を整理し、平面に置き換えるこの作業は永久不変の物で、それを追求するに当っての行為に対して、電子工学の研究家たちが手助けをしてくれたに過ぎないと言う事が出来るかも知れない。フォトスタジオが常に念頭に置かなければならない理念とは、写真はなんら変ず存在しており、提供に当たっても決して容易な時代の到来とは言えない事だろう。
撮影後の画像は瞬時に写真機本体の液晶画面で確認できるが、表示面積が狭い為アバウトプレビューにしか使えない。その為、最終確認は本機に挿入された記録メディアをパソコンに取り込み閲覧ソフトを使ってチェックする。この画像を一覧出来るソフトのことをブラウザソフトと呼び、本体購入の際に付属してくる。これは撮影時の時間や設定の詳細などのデータを読み取ることが出来、後に写真検証の際役立つ。また、このソフトウェアは画像表示スピードが重要な要素であり バージョンアップと共にその他のユーザービリティーも含めて進化する。
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