フォトスタジオが案出するデジタルカメラセミナー

 

テクノロジーが生んだ最新鋭の明るい暗室

一般的な写真工房の設備の内容を大別すると、出力側である照明に関するライティング機材とその光を受け入れるCCD素子やコンピュータなどの入力側に属するセクションに分かれる。このセミナーのテーマであるデジカメは後者に属し、これを更に分類すると大型、中型を対象とする本機後部に取り付ける「バック」と呼ばれるccd camera back、一般の電気量販店などでも販売されている 「 コンパクト ・ 一眼レフ ・デジタル一眼レフ 」等の小型カメラが挙げられる。写真スタジオの多くはこれらの全てをケースバイケースによって使い分けているが、ホビーユーザーの殆どは小型のタイプを使っており、コンパクトは小型軽量が特徴である。最近はその使用目的により利便性を考えてより薄型となる傾向にある。一眼レフは液晶ファインダー(electronic viewfinder )を搭載し高倍率ズームを実現、高性能な物として位置付けられている。デジタル一眼レフはフィルム時代の物を本体として活用し、CCDを搭載することによって機能させる事とし商品化に至るものである。いずれも従来は画素数の多さを競い合う中で、その種類を分類する時代も有ったが、その傾向も飽和状態にあり、現在ではその様相は代わり、機能性やデザインにその的が絞られている。又、これらの関連グッズとしてパソコンやそれにインストールすることによって機能する画像処理ソフト、インクジェット写真プリンターを含めてトリオとしての製品販売が「最新鋭の明るい暗室」と名付けられ人気を呼んでいる。明るい部屋の中で、薬品も使わず失敗を恐れず何度もトライ出来るプリント作業は正に夢のような世界であり、写真工房に於いても大きく歴史を塗り替えるシステムと言える。出力関係のセミナーは後にその詳細を述べる。


従来のアナログとデジタルの相違
フィルムに相当するCCD基盤とその前に装着するローバスフィルターがと異なる点である。プロのフォトスタジオ機器に於いては別であるが、一般にはコストの関係から基盤は小さい物が多く、その分シャッターやフォーカシングスクリーン、ペンタプリズムの小型化が実現出来た。これにより、ファインダーの視野が狭くなったが、このことによるメリットはアナログでは限界で有ったAFのフォーカスエリアのワイド化が実現出来、35ミリ版のAFユニットでも相対的に広範囲をカバーが可能。尚、ファインダー専用の小型化したペンタプリズムを使うことによって、光学系に工夫を凝らし、抜群のファインダー視野となる物も出現している。以上現在のフォトスタジオ機器を含めた撮像素子についての概略を述べた。


◆ Slectronic Viewfinder ・・・ 画像素子であるセンサーが捉えた映像をファインダー内の液晶画面などに電子を力を使って投影するファインダー。(フォトスタジオ業界に於いてはジナーバックが筆頭に挙げられている)

◆ Charge Coupled Device Image Sensor ・・・撮像素子の一種で、ビデオ撮影等に広く活用されている半導体素子である。CCD(シーシーディー)イメージセンサとも呼ばれることも多い。

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